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松屋常盤の味噌松風|「駅じゃなく京都御所近くのお店で購入してよかった」と感じた理由と食べた感想!

駅でなく京都御所の近くの松屋常磐さんで購入した松屋常磐で購入した紫野味噌松風

京都を代表する銘菓のひとつ、松屋常盤さんの紫野味噌松風
私は15年以上前に京都土産としていただいて以来の大ファンです。

京都へ行く人から「お土産なにが良い?」と聞かれたら「松屋常盤さんの味噌松風!」と元気よくリクエストしてきました。

そして2019年1月に京都へ行った際、松屋常盤さんへ足を運んで自ら紫野味噌松風を購入してくることができました。

味噌松風は京都駅や京都のデパ地下でも買えますし、何なら地元名古屋の高島屋さんでも第3木曜日だけ販売されています。

それでも、京都御所にほど近いこちらのお店を一度は訪れてみたかったんですよね。
そして「本当に来て良かった〜(T_T)♡」と思いました。

そこでこちらの記事では「わざわざ京都御所近くの松屋常盤さんへ足を運んで良かった」と私が感じた理由と、味噌松風の味の感想をまとめてみました。

松屋常盤について

京都御所の近くの松屋常磐の外観(入口)松屋常盤さんは後光明天皇の承応じょうおう年間(1652〜1655年)創業で、360年以上の歴史がある和菓子屋さんです。

上の写真は松屋常盤さんの入り口ですが、のれんの中央に松屋山城と書いてあるのがご覧いただけるかと思います。
山城というのは後光明天皇からたまわった山城大掾だいじょうという官位に由来していて

松屋常盤さんが御所にお菓子を納めていたという証

なのだそうです。

その後、都が京都から東京へ移ってからも明治天皇や昭和天皇から愛され続けていて、皇太子殿下が「お祖父さま(昭和天皇)へのおみやげに」と、お買い求めになったこともあるんだとか。

また皇室関連だけでなく、大徳寺を始めとするお寺さんや茶道の家元にもお菓子を納め続けてこられました。

創業以来ご家族だけでやってこられて、現在で16代目とのこと。
焼くのが炭から電気に変わったこと以外は昔から変わらぬ材料や製法を守り抜いてらっしゃいます。

松屋常盤が創業した承応(1652〜1655年)とは?

  • 江戸幕府の将軍は4代目徳川家綱(1651年から)
  • 1653年にムガル帝国のタージ・マハルが完成
  • 承応が始まる2年前(1650年)にヨーロッパ初のコーヒーハウスがイギリスでオープン

何となくイメージが湧けば幸いです。

松屋常磐の紫野味噌松風の包装包装紙もシビれます(T_T)♡

右側に御菓子調進所と書いてあるのが素敵なのはもちろん、さらに注目すべきは住所です。(赤矢印)

平安京堺町御門南入

と書いてあるんです!

これはきっと明治維新以前の表記…。
これだけで昔のにタイムスリップできてしまうというか、昔の京都の人々がどんなワクワクした気持ちで紫野味噌松風を食べていたのか想像しながらいただくと、より一層おいしく感じられます。

歴史あるお店や昔から愛されている食べ物が好きな方ならこの気持ち分かっていただけるハズ…(≧∇≦)

松屋常盤の紫野味噌松風とは?

松屋常磐の紫野味噌松風松屋常盤さんの味噌松風の原材料は

  • 小麦粉
  • 砂糖
  • 西京味噌
  • 黒ごま

とシンプルそのものです。

先ほど大徳寺にも納めていたと書きましたが、そもそも味噌松風を考案したのが大徳寺の和尚さま(江月和尚さま)とも伝えられています。

その説が正しいとするならば…
江月和尚さまは松屋常盤さんが創業される8〜11年前の寛永20年(1644年)にお亡くなりになっているので、味噌松風のレシピは1644年以前から存在していたことになります。
ここにも歴史のロマンを感じますね!!

 

箱を開けた瞬間に、フワッと西京味噌の良い香りがします。

松屋常磐の紫野味噌松風の蓋箱のフタの天井面はこのようになっています。

松屋常盤の紫野味噌松風の味の感想

松屋常磐の紫野味噌松風普段私は味噌松風をカットもせずにフォークでパクパクといただいてしまうのですが(笑)、今回はブログ用にカットして懐紙に乗せて写真を撮りました。

味噌松風をご存じない方のためにすごーくシンプルに説明いたしますと…
カステイラをむっちりさせたような、ずっしりとした蒸しパンのような和菓子です。
でももちろんそんな単純なものではございません

 

噛むほどに口に広がる小麦と味噌の甘さ。
そしてしっとりした食感の中に黒ごまの食感や味と香りが、ちょうど良いアクセントとなっています。

 

私が松屋常盤さんの味噌松風を初めていただいた時は、

  • どこかで食べたことがあるような懐かしい美味しさ
  • いや、でも何にも似ていない初めての美味しさ

という相反する2つの感想を同時に抱くという不思議な感覚に陥りました。
味噌松風のおいしさは、我々日本人のDNAに直接語りかけるおいしさなんだと思います。

なお、砂糖の甘さは控えめでベッタリとした甘さではないため、甘い物が苦手な方にも喜ばれるお菓子です。

松屋常盤の味噌松風を駅やデパ地下じゃなく京都御所近くのお店で購入して良かった理由

京都へ行くことが決まってすぐに電話で味噌松風を予約しておきました。
お店に入ると女将さん・お孫さん・常連客の方がにこやかに迎えてくださいました。

女将さんとお孫さんに

  • 味噌松風が大好きなこと
  • 大好きすぎて名古屋から賛辞を伝えに来た旨

を直接伝えられたのが嬉しかったですし、少し世間話もできました。

こういう風に直接日頃の感謝を伝えられる点が、デパ地下ではなく本店で買うことの醍醐味だなぁと思います。

 

それだけではありません。
松屋常盤さんのお店の中は、控えめに言って美術館や博物館並みに素晴らしい調度品がたくさん!

京都御所の近くの松屋常磐のつづらこんな素敵なつづらとか…

 

京都御所の近くの松屋常磐の調度品これまた素敵なつづらタヌキ螺鈿らでん細工が美しい菓子入れ(重箱)とか…

 

京都御所の近くの松屋常磐の内観松風と書かれた看板や、(写真が見にくいですが)御所の御用達である旨の縦書きの看板

京都御所の近くの松屋常磐の型落雁らくがんの型とか…。
普段なかなかこんな近くで見られるものではありません(T_T)♡

あと、火鉢もありました。(写真を撮ったつもりで撮れていなかった)
インテリアとしてではなく、ちゃんと炭をくべて現役の暖房器具として火鉢が使われていました。
女将さん達の優しい対応と火鉢の暖かさで外の寒さを忘れることができました。

 

松屋常盤さんを出てほんの10秒歩けば京都御所の門(南門?)です。

松屋常磐の近くの京都御所

さいごに

今回は、京都へ行った時に京都御所の近くの松屋常盤さんで味噌松風を購入してきた時のことを振り返り、味についての感想をまとめました。

京都駅やデパ地下でも買えますが、私は「京都御所近くのお店まで足を運んで購入してよかった」と感じました。

ご家族だけで手作りされているので予約して行かれるのが望ましいです。

住所 京都市中京区堺町通丸太町下ル橘町83
TEL 075-231-2884
FAX 075-231-2884
営業時間 9:00~17:00
定休日 年始のみ

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