SEO効果が期待できるとして、多くのWordPressユーザーがWordPress Ping Optimizerを使って行っているPing送信。
本当に必要なのでしょうか?
私は3年近く前からPing送信を辞めています
特にSEO効果も期待できないと感じているからなんですが、その理由を「Ping送信とは?」というところから解説します。
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Ping送信とは?
まずは「Ping送信とは何か」から解説します。
Pingの読み方は、ピン/ピング どちらもあります。
インターネット上には、ブログやホームページのタイトルやURLといった更新情報が集められるPingサーバーというものが存在します。
ブログの記事を投稿したり変更した際に、ブログの情報をあらかじめ設定しておいたPingサーバーに送信することをPing送信といいます。
Ping送信することで、ブログを新規で投稿したことや変更(更新)したことをサーバーに伝達することができます。
Ping送信は本当に必要なのか?
ここで、巷で「Ping送信をするとこんなメリットがあります」と言われていることを見ていってみましょう。
インデックス速度が早まる?
Ping送信することでいち早くインデックスされるので、より早く検索エンジンに気づいてもらうことができる |
と言われていますが…
私はインデックス登録のリクエストをすれば問題ないと考えます。
確かにインデックス登録のリクエストをしてもなかなかインデックスされなくて焦ることはあります。
でも、Ping送信していた頃だって全然インデックスされなくてヤキモキした覚えがありますし、Ping送信とインデックス速度に関係があるとは思えません。
被リンク効果が期待できる?
「ブログ村」や「人気ブログランキング」などにPing送信することで、被リンク効果が期待できる |
と言われていますが…
人気があってランクインしているならまだしも「新着記事」のページに載るだけでは、そこまでの被リンク効果が期待できるとは思えません。
Ping送信のデメリットを考えてみる
私がPing送信を辞めた理由はメリット以上にデメリットが大きいと考えたからです。
デメリットを見ていきましょう。
Ping送信先が古くなって閉鎖されていることも
ネットの情報では
「こちらは2018年最新のPing送信先です!これらをPing送信先として設定してください」 |
などと複数のURLが紹介されています。
しかし「最新のPing送信先」とされているURLも普通に閉鎖されていくことはあります。
でもPing送信先が閉鎖されていないかチェックして、閉鎖が確認できたら自分の送信先リストから外しておけば問題ないため、さほど大きなデメリットとは言えないですね。
問題は次です。
中古ドメインとして再利用され、スパムやマルウェアが仕込まれている可能性も
設定した当初は普通のPing送信先だったのに、いつしかサーバーが閉鎖され…
次の運営者が悪意を持ってPing送信者にマルウェアを仕込むためのサーバーとして利用している、なんて可能性は決してゼロではありません。
自分のブログが意図せず「悪意を持った運営者の片棒を担いでいた」という結果になったら厄介です。
これら2つのデメリットにより、私はPing送信を辞めました。
さいごに
今日は「Ping送信は本当に必要なのかな?」と考えてPing送信を辞めて1年半になる私が個人的に思ったことをお伝えしました。
でも、もし「Ping送信を辞めるのはちょっと抵抗がある…」と思うならWordPress Ping Optimizerというプラグインを使ってPing送信を最適化し、必要以上にping送信をしないように設定することをオススメします。
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