コスメの安全

SPF50のオーガニック日焼け止めを探してるあなたへ|成分オタクの私がSPFの矛盾を解説します

リアルの友達の間で成分マニアとして知られている私は、よく人から「SPF50でおすすめなオーガニックの日焼け止めってある?」と聞かれることがあります。

私は「ないかも…」と答えつつ「SPFとは?」というところから説明するという流れがお決まりのパターンです。

 

SPF値にこだわって選んだ日焼け止めを縫って肌が荒れてしまったら本末転倒だと私は思います。

「日焼け防げた♪…でもお肌ボロボロ」なんて悲しくないですか?(T_T)

 

SPFや成分のことを解説しつつ、最後に私がオススメする日焼け止め3ブランドを紹介します。

「たった3ブランド?」と思われたかもしれませんが、成分を厳選したらたった3ブランドになってしまったんです。

負担が大きいということは知りつつSPF50の日焼け止めにこだわる風潮

最近は、

SPF値が高い日焼け止めは日焼け止め効果も高いが肌への負担も大きい

というのは浸透しているかと思います。

 

ではなぜSPFが高い日焼け止めが肌に負担が大きいのか?

 

それは紫外線による日焼けを防止する効果のある

  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛

という金属が関係しています。

 

酸化チタンの肌への負担が大きい1つ目の理由

酸化チタンや酸化亜鉛は、

  • 白いペンキ
  • 白い油絵の具
  • プラスチック

の色付けにも使われる顔料です。

 

もちろん化粧品グレードのものは工業用と結晶構造からして違いますが、顔料というくくりは同じです。

 

これらの金属には困った特徴があるのですが、それは自らが活性酸素を出すということ。

 

活性酸素を出す物質は

まわりの電子を奪い、密着している物体をを酸化させてダメージを与える

とてもやっかいな性質があるのです。

 

しかも日光(紫外線)に当たると更に活性が強まり、更に大きなダメージを与えるようになりす。

 

ひと昔前の屋外のベンチや、古い家の外観や置物を思い出してみてください。

日陰の部分の塗装は綺麗なのに、日に当たる部分のペンキだけボロボロにはがれているのを見たことはありませんか?

あれが、紫外線で当たって活性して酸化した状態です。

 

ペンキを日焼け止めに置き換えて考えると、ダメージを受けるのはお肌です。

日焼けを防止する目的で塗る = 紫外線がある場所で使うことが前提

なはずですよね。

 

それなのに、日光(紫外線)に当たると活性して悪さをする物質を日焼け止めの成分として使っているなんて、なんだか矛盾した話だと思いませんか?

 

酸化チタンの肌への負担が大きい2つ目の理由

先ほど、酸化チタンは白の顔料として使われている金属だと説明しましたが…
普通に顔に塗ればバカ殿並みの白塗りになってしまいます(笑)

 

ところが最近の日焼け止めは

サラサラで白くならない

を売りにしていますよね。

 

白くならない日焼け止めは、ナノテクを使って酸化チタンの粒子をとても小さくして白浮きしないようにしているんですね。

白い物体でも粒子を小さくすれば私たちの目には透明に見えるので。

 

そしてその粒子の小ささは人間の細胞壁のすき間より小さいので、身体に入り込んでしまいます。

1ナノメートルとは10億分の1メートルなんですが、

  • インフルエンザウイルスが80ナノメートル
  • ナノテク化粧品の金属の粒子は20〜50ナノメートル

というサイズ感です。

そう、ナノテク粒子はインフルエンザウイルスよりも小さいんです。

 

また

  • 細胞壁の間が40~60ナノメートル

なので、ナノテク粒子は、インフルエンザウイルスさえ入れない細胞のすき間に余裕で入り込める小ささってことなんです!

 

ヨーロッパの幾つかの国では100ナノメートル以下の無機物に関して危険だという認識が割りと早くからありました。

また、ナノ粒子使用の日焼け止めはヨーロッパでオーガニック認証を受けることが出来ません。

それにアメリカの研究では、ナノサイズの酸化チタンはナノでない粒子より10倍も毒性が強かったことを発表しています。

 

そんなナノ粒子ですが、悲しいことに日本では普通に使用されています。

 

酸化チタンの肌への負担が大きい3つ目の理由

SPF値が高くて白浮きしない日焼け止めに使われる酸化チタンや酸化亜鉛は、例えナノ粒子でなくても人体にはあまりよくない成分だと言われています。

体内で代謝されにくい物質だからです。

 

普通に考えて、金属が身体の中に入り込むなんて怖いことですよね(>_<)

また、酸化チタンや酸化亜鉛には発がん性DNAを傷つける恐れがあることが指摘されています。

日焼けによる皮膚ガンを防止しようとして発がん性が指摘されている物質をお肌に塗るだなんて、これまた皮肉な話です。

 

SPFの計測方法を知ったら数値で選ぶのがバカバカしくなるかも

SPFやPAは人の皮膚で検査するものとされているのですが、その計測方法を紹介しますね。

 

被験者の背中の右半分または左半分に

  1. 7cm×5cmの枠を6箇所作る
  2. 1箇所につき70mgの日焼け止めを塗布
  3. 6箇所に紫外線を照射(照射時間は予測SPFに準じた秒数)
  4. 検査員が肉眼で判定

これを10人繰り返し、平均値を出したのがSPF値です。

 

反対側の半分で、日焼け止めを塗ってない状態の日焼け具合を判定もします。

 

日焼け止めを塗布する時に7cm×5cmの中に70mgの日焼け止めというのは、結構な厚塗りです!

日常で私たちは絶対にそんなに厚く塗りませんからね。

 

なぜそんな厚塗りで測定するかというと…
酸化チタンや酸化亜鉛を使った日焼け止めは紫外線を乱反射して日焼けを防ぐという性質があるため、日常使いの厚みで実験していては紫外線を通してしまう箇所ができてしまうからです。

 

測定結果のバラつきを避ける意図で厚塗りにしているならば、測定結果にあまり意味は無いような気がします。

 

もしも消費者のことを考えて実験するのであれば、日常使いの厚みで塗った場合の数値を示して欲しいものですよね(>_<)

でも、これが「実験」というヤツなのです!

 

オーガニックの日焼け止めなら顔に塗っても肌荒れしにくい?

肌荒れしにくい日焼け止めについて考える時、オーガニックの日焼け止めとか石鹸で落とせる日焼け止めという基準で考えるよりは、

  • ナノ粒子の酸化チタンや酸化亜鉛を使用していない
  • ナノ粒子であってもコーティングしてある

という基準で考えるのが良いです。

 

なぜコーティングしてあればナノ粒子でも良いの?

コーティングしてあることで直接肌に触れない
コーティングにより粒子が大きくなって細胞壁に入り込まない

からです。

 

ただし、コーティング剤についても合成ポリマーやシリコン系は避けたほうが良いと私は考えます。

やはり肌に直接触れる成分として合ポやシリコンは適さないと思うので。

 

成分マニアの美紀がおすすめする日焼け止め3選!

私なりの基準を概ね満たす日焼け止めを2つと、現在私が使っている日焼け止めを1つ紹介します。

 ブルークレール公式サイトUVラグジュアリーデイクリーム全成分

 

日焼け止め,肌荒れ,負担

画像引用元:AJPホームページ

 

AJP公式サイト「野蚕(ワイルドシルク)日焼け止めパウダー」

 

私は現在こちらのアムリターラの日焼け止めを使っています。

酸化チタン・酸化亜鉛を使用していない日焼け止めクリームはこちらのメーカーでしか見たことがないです。

アムリターラ公式サイト「オールライトサンスクリーンクリーム」全成分表

 

さいごに

今日は「なぜSPF50などSPF値の高い日焼け止めは肌に負担が大きいのか?」といった疑問や、に塗っても肌荒れしにくい日焼け止めをおすすめしました。

日焼け止めに限らずコスメには合う合わないがありますので、パッチテストをするなどして自分にあったものを選んでくださいね。

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