派遣先の人間関係を理由に今すぐ(契約の途中で)辞めたい時の対処法|元派遣・社歴30社の私の体験

派遣スタッフとして働く上で「多少嫌なことがあったぐらいで派遣契約の途中で辞めちゃいけない」というのは常識です。

でも、頭では分かっていても人間関係が最悪な会社に派遣されて心が疲れてしまった場合は例外だと私は思います。

 

あなたが心身を壊してしまうことは絶対にあってはいけないからです。

 

私は、新卒で入った会社を4ヶ月で退職して派遣で働いて旅費を稼ぎ海外旅行を楽しむ生活を繰り返していたのですが…
その期間に、1日だけの単発派遣も含めると30社以上で働いて色んなケースを見てきました。

そんな私の経験に基づいた派遣先の人間関係に疲れて辞めたい時の対処法を紹介します。

 

最後に「契約の途中で辞めてしまったら2度とその派遣会社からは仕事を紹介してもらえないのか」という点についても、私が見てきたケースをお伝えします。

 

なお、私が登録していた派遣会社は全て大手の派遣会社でした。

派遣会社の状況によってはきちんと対応してもらえないケースがあるかもしれません。

人間関係に疲れて「派遣先辞めたい」と思った時に1番優先すること

冒頭でもお伝えしましたが、誰しも人間関係が最悪な派遣先に遭遇した時「辞めたい」という気持ちと「きちんと契約満了まで働かなきゃ」という気持ちの間で揺れ動く人が多いと思います。

 

そんな時に1番に考えるべきなのはあなたの身体とメンタルのことです。

 

あなたが心身を病んでしまったら、あなた自身がツラいのはもちろん家族や友達といったあなたの大切な人まで悲しい思いをしてしまいます。

そうならないためにも、どうかあなたの心身はあなた自身で守ってください。

 

中には「逃げるみたいで気が進まないな」と感じる人がいるかもしれませんね。

でも逃げることが必ずしも悪いことだと私は思いません。

 

例えば山で熊やイノシシに遭遇した場合に逃げずに立ち向かっても良い結果は得られないように、時には「逃げる」という判断も必要ですよね。

 

本当に限界だと感じた時は「派遣契約の途中でも辞めてしまって構わないんだ」と頭の片隅で思っておくだけでも、メンタルの負担が軽くなります。

 

続いては、よりスムーズにトラブル少なく辞められる方法を見ていきましょう。

派遣先の人間関係に疲れて辞めたい時は1人で抱え込まないで!

派遣先の人間関係が最悪な時は、派遣会社の営業担当に相談してみてください。

派遣会社を挟まず自分から直接言うのはNG!

派遣契約はあくまであなた⇔派遣会社という二者の契約です。
(仕事の内容そのものに関しては派遣先⇔あなたですが)

 

派遣先へは、派遣会社の営業さんから言ってもらうのが正規のルートです。

実際に私も、直接派遣先へ人間関係の悪さを相談して余計にこじれてしまった派遣スタッフを何人か見てきました。

 

パターンとしては「ふぅーん、あの派遣さんチクったんだぁ」みたいな感じで、今まで以上に居づらい空間になってしまうケースが多かったです。

派遣会社の営業が対応してくれなそう?

たまに「うちの派遣会社の営業担当、更新の時ぐらいしか会社に来なくて完全放置だし、相談しても対応してくれない気がする」と言って相談しない派遣仲間がいましたが…

それでも1度は「派遣先の人間関係で悩んでいる」と相談してみるべきです。

 

相談してみたら光の速さで営業担当が飛んできてくれたケースがほとんどでした。

 

私が見聞きした営業担当が放置気味な理由は、

「何も連絡がないってことはうちのスタッフさんは居心地よく働いてるんだろう。更新確認の時だけ行けばOKな、平和なクライアントさんだ〜」と思い込んでいただけだった

トラブルがあると分かったらきちんと対応する

というケースなことが多かったです。

 

もし営業担当に連絡しても対応してくれない場合は、派遣会社に連絡して上席者に対応してもらっているスタッフも何人か見ました。

大手なら普通にきちんと対応してもらえる印象です。

派遣会社に連絡する前に決めておくべきこととは?

派遣会社が対応してくれて人間関係が良くなったら派遣先に留まるのか、もう絶対に辞めたいのかは自分の中で決めておいた方が良いです。

 

例えば「○○さんと接点のない仕事に変えてもらえるなら続けられる」とか「身心ともに限界だから、絶対に辞めたい」などですね。

 

もし「絶対に辞めたい」という場合は

派遣会社の営業に相談すると必ず1度は引き止められる

ということは知っておくと良いと思います。

 

契約満了を待たずして辞めることは普通にイレギュラー案件ですし、営業担当が引き止めるのも仕事のうちだということは頭に入れておくと良いですね。

 

たまにあるのが

「絶対に辞めてやる!」と思っていた

派遣会社からの引き止め

一旦は続けることにする

「でもやっぱり無理!」

となるパターンです。

 

これは結局あなたが2度に渡って疲弊してしまうので「辞めたい」と思ったならその意志を貫いた方が精神衛生上良いですね。

 

派遣会社の営業担当に連絡する時のポイント

派遣会社へは会社の電話からは連絡しない方が良いです。

また、あなたの携帯電話から連絡する場合でも社屋から離れた場所で電話しましょう。

 

会社の電話から連絡しない理由は、単純に誰かに聞かれたら気まずいからです。

 

仮にお昼当番などで社内にあなた一人という状況でも、いつ誰がイレギュラーにオフィスに入ってくるか分かりませんので。

 

派遣会社への連絡は、お昼休みや退社後に

  • 派遣先の外で
  • 周り(特に後ろ)に派遣先の人がいないことを確認した上で

入れましょう。

派遣会社の営業担当に来社してもらう時のポイント

派遣先の個室の会議室ミーティングルームを押さえることができて、そこで派遣会社の営業さんと2人きりで話ができれば完璧ですね。

 

職場の廊下での立ち話はもちろんNGですが、パーテーションがあるだけのミーティングスペースも話し声が筒抜けなので避けた方が良いです。

 

また、普段立ち話で済ませている派遣社員の中には

個室を押さえてる時点で「いつも立ち話なのに、なんで個室?」と思われたら気まずい

と考える人がいますが、そこまで気にする必要はないと思います。

 

実際に、深刻な相談じゃなくても「サインが必要な書類があるから今回は立ち話じゃなくて机のある会議室で」というケースもありますし。

 

もし職場の人から「会議室で何の話してたの?」などと詮索されたら「なんか営業さんから会議室を指定された」とボカしておけば良いですね。

「派遣先の人間関係に疲れた」は辞める理由として認められるの?

私の経験からお答えすると「派遣先の人間関係が悪い」という理由は認めてもらえていて、契約の途中で辞めていく派遣社員を何人か見てきました。

 

もし派遣スタッフが出社できないほど心身を病んでしまったら会社に行けなくなる訳なので…
派遣会社としては、どのみち代わりの派遣社員を派遣する必要がありますよね。

 

それよりは、最低限の引き継ぎなどができる体調の段階で契約を前倒しで終了させて、次の派遣スタッフを派遣するのが合理的でしょう。

 

また、体調不良を訴える派遣スタッフに対して辞めることを認めずに体調が悪化したら責任問題に発展しかねませんよね。

派遣会社が派遣先に忖度する場合は協力する

派遣会社にとって派遣先企業はクライアントなので、あなたの辞める理由をストレートに伝えない場合もあります。

 

普通に考えても

アンタんとこの会社人間関係わるすぎでウチのスタッフが「辞めたい」言ってきてんねんけど

とは口が裂けても言えません(;´Д`)

 

もし営業担当から「企業さんには○○という理由で話を しておきます/しておきました」と言われた場合は、話を合わせましょう。

 

その理由にされがちなのは

  1. (あなたの)体調不良
  2. (家族の)看病や介護
  3. 夫が急に転勤になり準備が必要(既婚者のみ)
  4. あなたがあなたのスキル不足により仕事にプレッシャーを感じている

の4つが多いようです。

 

はまだしもはちょっと納得いきませんね!

「こっちは最悪な人間関係のせいで辞めるハメになったのに、自分のスキルが低いみたいに言わなきゃいけないなんて!」とモヤモヤしますよね。

 

でも、契約の途中で辞めることで実際に派遣会社にも派遣先にも迷惑をかけているので「最後ぐらい協力してあげる」というつもりでいるとモヤモヤは軽減すると思います。

あとは派遣会社が後任を探してくれるのを待つのみ

派遣スタッフの体調によっては、派遣会社が

後任の派遣スタッフが見つかっても見つからなくても退職日を決めて辞められるように

交渉している場合が多かったです。

 

逆に、後任が見つかるまでは働いて欲しいと言われていたケースも見ました。

その場合はあなたの体調を優先して可能か不可能かを回答すれば良いと思います。

 

そして、後任を探す派遣会社があなたの派遣会社ではない場合も普通に起こってきます。

派遣先が機嫌を損ねて「もう他の派遣会社に頼むから」というケースですね。

 

これも心苦しいかもしれませんが、仕方ないことです。

あなたのメンタルを優先させてください。

契約の途中で辞めると2度と仕事を紹介してもらえない?

結論から言いますと、契約の途中で辞めた派遣スタッフでも、ある程度常識的な辞め方をすれば次の仕事を紹介してもらえてました。

”ある程度”なんてあいまいな表現になりましたが、例えば少し上で紹介した「派遣会社の忖度に話を合わせる」など協力することは必要だという印象です。

 

ただ、派遣スタッフ側が「それ以降は同じ派遣会社からの仕事を引き受けない」というケースが私の周りでは多かったです。

理由は「何か気まずいから」というものです。

「1社ダメになっても別の派遣会社からいくらでも仕事来るし〜」と言っている派遣仲間が多かったです。

 

ちなみに派遣会社同士が合併した時に、途中で辞めた履歴がバレることは普通にありますね。

 

A社から派遣されていた時に途中で辞めた

B社からの仕事を引き受けている

A社とB社が合併

A社時代に途中で辞めた履歴バレる

これを防ぐには、早めにA社の登録データ抹消手続きをしておくことが大事ですね。

 

ただ、データを抹消したところで営業担当の人の記憶に残っていてバレるケースは避けられませんね。

合併の他にも営業担当の人が他の派遣会社に転職した場合も、途中で辞めた事実はバレます。

 

知り合いにもいるんですが、途中で辞めた時の営業担当が別の派遣会社に転職していて、その会社で偶然担当になったそうで「気まずいよ〜」と苦笑してました。

さいごに

今回は、派遣先の人間関係に疲れて会社辞めたい時の対処法をお伝えしました。

 

第一に優先すべきなのはあなたの身体とメンタルの健康です。

逃げることは決して悪いことではないので、無理はし過ぎないでくださいね。

 

かつて派遣OLで、嫌な人間関係の職場で働いた経験もたくさんある私ですが、今は起業して自宅やカフェでストレスフリーに働いていますよ。

 
\この記事のURLとタイトルをコピーする/